
皆さんこんにちは!
鷲頭牧場、更新担当の中西です。
本日は第8回牧場雑学講座!
今回は、鉄則についてです。
食用牛の育成(牧場経営)は、牛の健康管理・飼料の選定・環境の最適化を徹底することで、高品質な牛肉を生産する重要な仕事です。特に、和牛の育成は世界的にも高度な技術が求められ、肉質や風味を決定づける要素が細かく管理されています。
食用牛の育成は、以下の3つの基本原則に基づいて行われます。
✅ ① 健康管理の徹底
✅ ② 適切な飼料と栄養バランス
✅ ③ 環境の最適化
これらを実践することで、高品質な牛肉を生産し、市場での競争力を高めることができます。
牛の健康を守ることは、育成の最も基本的かつ重要な要素です。病気やストレスが牛に与える影響は大きく、肉質の低下や生産効率の悪化につながります。
✅ 適切なワクチン接種・感染症予防
✅ ストレスの軽減
✅ 適切な運動の確保
🚨 注意点
飼料は、牛の成長や肉の味に大きな影響を与えます。特に和牛は、飼料の内容が肉の甘みや霜降りの質を左右するため、細かい管理が求められます。
✅ 成長段階に応じた飼料の設計
哺育期(生後0~3ヶ月)
育成期(生後3~10ヶ月)
肥育期(生後10ヶ月~出荷前)
✅ こだわりの「特別飼料」
🚨 注意点
牛はストレスを感じると、肉質が低下し、病気になりやすくなるため、牧場環境の管理が重要です。
✅ 適切な飼育スペースの確保
✅ 温度と湿度管理
✅ 静かな環境の確保
🚨 注意点
食用牛の育成(牧場運営)は、適切な健康管理・飼料・環境の3つの要素を徹底することで、高品質な牛肉を生産できる。
✅ 鉄則① 健康管理の徹底
✅ 鉄則② 適切な飼料と栄養バランス
✅ 鉄則③ ストレスフリーな環境の確保
これらの鉄則を守ることで、牛は健康に育ち、最高級の肉質を持つ「和牛ブランド」として市場で高い評価を受けることができる。持続可能な畜産の実現と、国際競争力の向上のためにも、最新技術と伝統的な飼育方法を融合させながら、より良い牧場運営を目指していくことが求められる。
鷲頭牧場では、畜産をもとにした加工や販売も行う6次産業型の牧場を運営しています!
私たちの牧場は、九州の「屋根」とも呼ばれるくじゅう連山のふもと、標高1000mの飯田高原にあります。ここで育てた安全で安心な食材を、農家レストランで直接みなさんにお届けしています。
広々とした自然いっぱいの牧場で、四季の移り変わりを楽しみながら、かわいい子牛や山羊、馬、猫たちがみなさんをお待ちしています!雄大な景色と元気いっぱいの動物たちの笑顔に、どうぞ癒されてくださいね。